アツくなって取引連発して負け
誰もが知っているスキャルピングのデイトレーダーが負けるようになってきた。
毎日ツイッターで収支報告をしていて、自分も欠かさず見ている。
今日も数千万単位の負けを出していて、やってはいけない取引をした、負け、とある。
これは恐らくアツくなって新規買い連発をやって、自分もよく陥る何をやっても絶対負ける天文学的連続損切りを達成してしまう状態だと思う。
いわゆる乱れ打ちを連発してしまうやつ。
正直、これをやらないから勝てる人なのかと思ってた。
you tubeの切り抜きでもアツくなることに対する正論を言っていて、有言実行できるから勝てる人なのかと思ってた。
この人でもやるのか。。
これをやらない有言実行できるための毎日の努力が勝ち組になるプロセスだと思ってた。。
資産の最大額から何割か減ったら引退して、インカムゲインのみの生活に移ると言ってるけど、果たしてそれができるのであろうか。
退屈、何もしないことは、株だけではなく日常生活においても、非常に堪えがたいことだと思う。
引退したけど100万円だけ建ててやっちゃおう、ってなると思う。
そして、いつの間にか100万円から1000万円、気づけばフルレバになって変わらない、結局やめられない、有言実行できてない、という結果になってしまうのではないか。
半月ぐらい前だろうか、ツイッターの収支報告にあり得ないくらいの額(数億)のマイナスを報告していた。
おや?と思って、得意のスキャ、デイトレでそこまで負けたのであれば、正直、そこからなぜか抜け出せない負けモードに入ったか?と思った
正直、半分メシウマで負けてくれ、ざまぁ、と思う反面、半分は勝ってくれと思う気持ちもある。
なぜなら、この人が勝てなくなる、負けるようになると人間はやはり、欲がある限りデイトレード、もしくは株では勝てないのではないかと思うからだ。
この人が負けに転じるようになるなら、自分はもう多分株はやらない。
49.9%を引き続けていただけ?
数億の利益を出したデイトレーダーでも最終的にはすっからかんになっている人が大勢いる。
全人類を対象にして考えるとして、勝ち負け50%50%で手数料を考慮して、勝ち確率が49.99999999%と想定すると長期間であっても49.9999%を引き続けることができるわずかの人が発生する。
時間とともに逓減していきいつかは負けの50%に入る。
49.9999%を引き続けている勝ちの期間の人をカリスマトレーダーとみなしているのではないか。
やはり人間はみんな同じなのではないか?
株の期待値プラスは本当か
期待値がプラスのところをやってても、やがて欲が襲ってきて勝り、期待値プラスだけをやるということが人間には出来ない、という結果に落ち着くのか。
もっと以前に期待値がプラスというのも、根底から考え直さなければならないのではないか。
パチスロであったら期待値がプラスは確実に見抜ける。
株はどうだろうか。
期待値がプラスというのも、その人が、過去から現在までの経験からくる法則や感じ方、需給などを含めて思い込んでいて、これまでの数年機能することが可能だった、ということであって、これから永続的に機能しなくなるということもあるのではないか。
全人類、株式市場は始まりはわかっても終わりはまだ経験していない。
だからそもそも、期待値プラスということが正解かもわからないのではないか。
永続的にデイトレで勝ち続けて生涯を閉じたという人は少ないことが、その証明なのではないか。
例えば林輝太郎さんや立花さんは生涯、株で収支プラスで終わっているけれど、スキャルピングをやれる環境であったらどうだったか。
期待値を考えていただろうか、感じをそのまま信じて取引をしていただろうか。