バイタルリアクトセラピーの体験談

受診時の症状は腕のダルさ痺れ

頚椎が原因と思われる腕のダルさと痺れで、常に腕をダランとおろしていたいという辛さがあり整骨院を受診しました。

整形外科を受診しても回復することはなかったので、整骨院でもあまり効果はないだろうと期待していませんでした。

たまたま近所に整骨院があり軽い気持ちで受診したところ、バイタルリアクトセラピー専門の整骨院で体験することができました。

治療前の問診は1時間30分

HPを見た後電話で初診日の予約をしました。先生が直接電話を取られて、感じが良い対応で親身に症状を聞いて頂けました。

治療に積極的なとても熱心な先生で、初診ということもありますが、問診に1時間30分も時間を費やして頂きました。

ここまで時間をかけて頂いて本当に感謝しています。

自分のこれまでの病歴などを問診票に書き、お薬手帳を参考にどのような薬を服用してきたかを聞かれました。

さらに交通事故の経歴があるかも質問されました。

交通事故によって過去に頚椎に衝撃が与えられていると、その影響が加齢と共に出てくるとのことでした。

その他、幼少期に顔面から転んでしまったりすると、その後鼻の奥の骨の形に影響を与え成人になり鼻の通りが悪い人になってしまうとのことでした。

このように様々な質問を受けました。

問診の後は身体のチェック

鏡の前で顔のゆがみをチェック

問診の後は自然な姿勢で鏡の前に座り、目の高さやどちらの目が開いているか、耳は左右どちらが見える面積が大きいかなどのチェックを受けました。

鏡には左右の対称がわかりやすくなるようにテープが張られていました。

目をつぶって上を向きそして正面に戻し目を開けた時、顔が真っすぐ前を向いて戻っているかのテストも行いました。

自分の場合、真っすぐ前を向いて戻したつもりでも、目を開くと大きく右を向いていました。

壁にかかとと頭をつけて自然に立てるか

両足かかとを肩幅に開いて壁に付け、背中と頭も壁に付け両手はパーにして壁に付け、自然な姿勢で垂直に立てるかのチェックも行いました。

最初やった時は、体が前に倒れそうになるので、強い力を入れて壁に押し付けるように意識しないと立てませんでした。

本来であれば垂直に立っているので苦しくないはずですが、筋肉や骨格が前のめりに曲がっているから自然に立つことが難しいとのことでした。

独特な診察台2つを使っての治療

バイタルリアクトセラピーの特徴はなんといっても、独特な診察台なのではないかと思います。

診察台が2つ、機械1つを使って治療していきました。

1つの診察台が、椅子に座り顔をうずめるための小さな診察台。

もう1つが、あお向けやうつ伏せになり、身体全体が横たわれる大きな診察台です。

大きな診察台の方は電動でベッドが倒れたり起き上がったりします。

初めて体験して驚いたのがこの電動ベッドで、足元に立つとそのままベッドが倒れ、身体も一緒に横になる作りになっていることです。

椅子に座り診察台に顔をうずめ首から背骨の状態を確認

まずは、椅子に座り小さい診察台に顔をうずめるような体勢で首から背中の背骨を先生がチェックしていきます。

背骨のお尻の方から首の一番上の骨に沿って機械を当てられます。ピッピッと音も鳴ってました。

この処置は自律神経の温度を測っているとのことでした。

後にその結果のシートが出され、背骨から首に沿った自律神経の部分によって温度の高さが異なっていて波打っていました。

温度が低い部分は状態が悪いことを示していて、治療後には波が平になるとのことでした。

あお向け用、うつ伏せ用の診察台での治療がメイン

VitalReactTherapyAssociationより抜粋

こちらは最初にうつ伏せに寝て、ふくらはぎの張りをチェックし両足の長さのチェックを行いました。

僕は両足の長さが違うこと、左ふくらはぎが張っていると指摘を受けました。

そして仰向けに寝て腕を上に挙げて、先生が腕を掴み足の方に引っ張り、力を入れ続けてその状態を維持できるか、片足ずつ足を伸ばして持ち上げ、先生が上から押し付け、その状態を維持できるかのテストを行いました。

僕は最初はできなくて、徐々に引っ張られる方向、押されている方向に動いて行ってしまいました。

これは脳からの神経の伝達が初めは信号が送られて力が入るけど、骨盤などのゆがみによって神経の圧迫がある所などによって神経の伝達が続かず、力が入らなくなってくるからと教えてもらいました。

今度はうつ伏せになります。

背中を触診されて、筋肉の凝っている場所や骨盤のズレがある場所を探されていたようで、問題のある場所に機械を当てられてカタカタカタカタという一定のリズムで背中、首、顔面を叩かれました。

痛みは全くありませんが、今までに体験したことのない独特の叩かれ方を感じました。

この機械の治療は、コンピューターによって人それぞれの症状に合わせて叩く加減などが判断されているそうです。

一番時間を掛けていたのがこの触診やあお向けうつ伏せの状態での機械を当てられる治療でした。

バイタルリアクトセラピーは骨盤を整えて自然治癒力を高める

整形外科では膝が痛くなると膝を、腰が痛くなると腰の治療を行いますが、バイタルリアクトセラピーは、膝が痛くなる原因はその人の姿勢からくる長年の膝や腰への負担の蓄積ということでした。

膝や腰の痛みなどは全て背骨、特に首の骨(頸椎)のズレから来ている可能性が高いとのことでした。

バイタルリアクトセラピーによる治療では直接痛む膝や腰ではなく、骨盤のズレや筋肉を整え、痛む場所への負担を無くし根本を正すことだそうです。

そして負担のなくなった状態で自己免疫による自然治癒力によって治していくということでした。

この自然治癒力は精神疾患にも効果があるようです。

そして、この自然治癒に必要なことはしっかりとした睡眠だそうです。睡眠中に回復が行われているとのことでした。

治療後すぐに効果を実感

治療後の着替えの際、片足でバランスを取り靴下を履く時にすぐに効果を実感しました。

いつもであれば片足でバランスを取るのが大変で、簡単にフラついてしまうのですが、しっかりと軸に力が入ってるような感覚があり簡単に靴下を履くことができました。

そして、治療日の夜の睡眠から深く眠ることができ、翌朝の目覚めもとても良く、頭がスッキリして疲れが取れていることを実感しました。

久しぶりの良眠を実感できました。

現在は多少の腕のだるさは残っているものの、それでも通院前よりも症状の改善を実感しています。

そして何よりも前向きな気持ちになりやすくなっています。

通院は一週間に一度で症状が治まってきたら、二週間に一回、三週間に一回というペースで通院していくということになっています。

Nフィールドの精神科訪問看護の特徴まとめ
Nフィールドは精神疾患の患者さんへの様々なサポートを自宅で提供しています。精神科訪問看護のサービスの特徴、利用料金、訪問介護との違いなどをまとめてあります。

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