トケマッチの利回り31%!?腕時計シェアリングエコノミーはすごい!

腕時計のシェアリングエコノミーとは

腕時計を貸し出すオーナーは、仲介する業者(ここではトケマッチ)を通して、第三者にレンタルされると、その対価を受け取ることができるという仕組み。

すごいのは、トケマッチに時計を送り使用収益を許諾すれば、実際にレンタルされなくても数か月は使用料を受け取れるということ。

同じ腕時計シェアリングサービスを提供しているKASHITOKEでは、実際にレンタルされないと対価は受け取れません。

オーナーが貸し出す時計は、ROLEXやオメガなどの高級腕時計に限定されていて、トケマッチはKASHITOKEよりも、さらに高級な時計のラインナップが多いです。

トケマッチとKASHITOKEの利回り比較

自分の持っているROLEXを、トケマッチとKASHITOKE、両社に査定依頼したところ、トケマッチは毎月19,900円、KASHITOKEは毎月6,250円支払われると回答されました。

毎月19,900円受け取ることができるということは年換算にすると238,800円。

購入価格が77万円だったから、年率の利回りが31%になります。

この利回りはすごい!

さらにトケマッチはアマゾンギフト30,000円分をいただけるということです。

盲点は貸し出し期間中に資産価値が上昇してしまった場合のこと

腕時計のシェアリングサービスで盲点になりがちなのが、貸し出し期間中に時計の資産価値がさらに上昇してしまうことです。

昨今ROLEXの価格が高騰していますが、預託期間中に価格がさらに上がると利回りが低下してしまいます。(それでも高い利回りですが)

資産価値が上昇しても、オーナーが受け取ることができる貸し出し金額は変わることはないと思われ、さらにそのまま盗まれる危険度も高くなります。

現段階での利回りの良さから、この盲点を知らずに安易に貸し出してしまうのは危険なので、よく熟慮することが必要でしょう。

時計が返ってくるまでの期間は借りているユーザー次第

一旦預け入れると最低6か月は返却されず、返却を希望する場合は6か月経過後に申し出なければなりません。

レンタルで借りているユーザーが、当初の返却日までに返却を行わず借り続けている場合は、トケマッチは時計の返済催促は行いません。

あくまで借りているユーザーが、自発的に返却手続きのアクションを起こさなければ、オーナーの元には返ってこないという仕組みになっています。

なので、借りているユーザー次第によって、オーナーの元に返ってくるまでに相当期間かかる可能性があります。

借りているユーザーの使用料はクレジットカードからのみの支払い方法に限られていて、トケマッチがとりっぱぐれを起こさない仕組みになっています。

返却が行われない場合の使用料は自動的にクレジットカードに請求されます。

このことは利用規約にも明言されています。

まだこのシェアリングサービスのビジネスモデルが始まったばかりなのでわかりませんが、無事に帰ってくるのかわからない点がやっぱり不安材料です。

オーバーホール費用はKASHITOKEが無料、トケマッチは収益から相殺される

オーバーホールを貸し出し期間中に行ってもらえるのもメリットの一つですが、時計メーカーで行われるものではないようです。

オーバーホール費用はKASHITOKEが無料で、トケマッチは受け取る収益金から相殺されます。

破損や盗難の場合は中古市場価格が最低保証金額

破損や盗難にあった場合は、査定時の中古市場の金額が保証金額とされます。

例えば、現段階で110万円だったとして、1年経過後、中古市場価格が値上がりして150万円になり、その段階で破損や盗難被害にあった場合、110万円しか保証されず、実質40万円の損になってしまいます。

この点も盲点の一つなので、認識しておくとよいと思います。

まとめ

僕の現段階でのトケマッチに対する印象はとても良いです。

査定依頼時のメール返信の早さ、時計をトケマッチに送るための返送用キッドが、ビックリするぐらい早く自宅に届いたことなど、ストレスは全く感じなくてすばらしかったです。

返却時の多少の傷はしかたないとしても、どれぐらいを多少の傷と判断するかが難しいので、この辺で揉めないかが今の不安点です。

でも、破損や盗難の可能性と利回りが30%以上であることを考慮して、時計で資産運用した方が得だと判断して決心しました。

3年と少しの間、無事に預け入れることができれば購入金額の元を取ることができて、いわゆる元本割れを起こさないという計算になります。

もし、あまり使用頻度がない高級腕時計を持っていたらオススメできます。

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